SSブログ

困った性癖 シーズソーラブリー [映画]

わたしは、こう見えても、恋愛映画が大好きなのです。

実は、そういうことを気取ってなかなか言いたがらないタイプなんですけど。要は、ええかっこしいと

いいますか、男子でいうところのむっつりスケベとでもいうのでしょうか。

えてして、そういう奴ほど、心の中はエロエロ大魔王ということになりますが、女子のええかっこしい

は、恋愛興味なさ気はポーズで、そういう風に見えないけど、シンデレラに本気であこがれてい

るアホアホの女王ということです。だから、よっぽど仲良くならないと、気づかないらしいです。

例えば、同じ職場で同じ課とか、学生で言えばクラスメートだと、○○チャン(わたしのことですね)

は映画大好きでよく見ているらしい・・・とご存知。その中で、まあ仲良しの部類だと、○○チャン

は、かなりの数の映画を見ていて、メジャーからミニシアター系までいろいろ教えてくれる(でも、語

りすぎで端から見ると少しひくよね)・・・というくらいご存知。で、ものすごく付き合い長い方は、○○

チャン、そういうの興味ないと公言し、恋とか愛とかまるで話せない外国語くらい知らんぷりしている

けど、恋愛映画にうるさいよね・・・となってしまいます。

言い訳じゃないのよですが、自分では無理なんです。女性はえてして老いも若きも、3度のメシより

恋が好き!!というキトクな方は数多くいますが、わたし自分の身に置き換えては難しいのです。ヨ

ン様やジャニーズの追っかけはとてもとてもできません。

それは、人並みには人を好きになったり、傷ついたりできますが、恋焦がれてなんとやらは、

無理ですね。もしかしたら、女子としてというより、人としておかしいのかもしれないですけど。

最近、その恋愛映画ではまったのがエターナルサンシャインという映画なんですけど、

それは、つい3週間ほど前、このブログで長々としつこく書きました。

恋愛映画数ある好きなものの中でも、一押しはショーン・ペンが自分のリアル妻を相手役に演じる

シーズソーラブリー。

最近日本でもっぱら人気の純愛映画。韓流もそうですかね、たしか。

これは、ショーンペン演じるエディとその妻演じるモーリーンのカップルの話なんですけど。

純愛映画といったら、これはぶっちぎりだと思います。きれいごとが何ひとつないし、モラルもない、

そして何よりも二人とも年齢も、ええ大人の癖に、刹那的な恋を常に選んでしまうんです。

だから、観る人の心を揺さぶるんだと思います。ただ、きっと誰ひとり、こんな恋はしたくないと思うと

思います。でも、わたしは、だからこそ、あこがれてしまうようです。

シーズ・ソー・ラブリー

シーズ・ソー・ラブリー

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 1999/06/04
  • メディア: DVD


nice!(2)  コメント(6)  トラックバック(5) 
共通テーマ:日記・雑感

エターナルサンシャイン  [映画]

わたしは、社交的な人だと一般的には思われているようです。人当たりもよく、新しいところで物怖

じせず、どんどん話しかけていく人と思われているようです。今回新しい職場に来て早2週間。そこ

の人たちにも言われました。見た目もとっつきやすい(小さくて、ちょこまかしている、驚くほど美人で

も不美人でもない、田舎生まれでぽわーとしたオーラ満開)のもあると思います。「○○さん(もちろ

ん私の姓)は、和み系ですね。話しやすいし」といろんなタイプの人が同じく物怖じせず話しかけてく

れます。

だから、私はけっこう自分でもそう思ってました。中・高校生の時もクラスでそんな役回りでしたし

(どんなグループにも関係なく接することが出来る緩和剤・・・だからといって人気者では決してない)

、大学生になっても、初めて就職した時も、気がついたらそうでした。しかも、営業を5年ほどやって

いたので、初めての人にわりと気さくに話しかけるのは日常茶飯事だから、それに拍車がかかって

いた気がしていました。海外でも、けっこうそうだったような・・・。それが私のひそかな自信でもあっ

た気がします。

人っておもしろいもので、何度も何度もいろんな人に同じことを言われるとそういうもんだと思うようで

わたしは自分でも、いろんな人に話しかけたり、話しかけられたり出来る人、社交的だ!!と

思ってしまうようです。自分のことは案外わからないものだし、だからこそ世の中でCMがたくさん打

たれているのでしょう。商品を頻繁に見るうちに欲しくなるという・・・。

わたしは、家族以外の人とじっくり一緒にいるという暮らしをし始めて、はや1年程度。でも、その前

に家族とすら暮らさず、ひとりになって、はや10年ですけど。彼は元同僚

だったのですが、同僚の時感じていたわたしとは違ったらしいんです。

「かなり社交的で外を出歩くのが大好きなタイプだと思ってたけど、ぜんぜんちゃうよな!!趣味も

映画を見たり、ネットを見たり、漫画喫茶に通ったり、オタクの男の子と変わらん。めったに、

友達と遊びに行かへんし。普通の女性よりも、電話もメールも少ないし」

確かに、よくよく軽い気持ちで自分を見つめなおしても、社交的ではないのは一目瞭然。要は、ぱっ

と見、社交的で話しやすい人ほど、本当の姿を見せず、意外と一線を越えさせてくれない、懐の小さ

な奴なんです。そう、社交的とよく言われる私ですが、今も長く付き合っている友達は意外と少ない

し、新しい職場では職場では楽しくしていますが、わざわざ外では会わない気がします。

社交的ではなく、ただの世渡り上手な、映画オタクであったことが発覚!というか、人とはえてして

そんなものなのでしょう。自分のことはいちばんわからない。あんまり、友達いないんだから、少し

考えたら気づきそうなものですけど。

昨日、WOWWOWで「エターナルサンシャイン」という映画を見ました。ちょいと話すとネタバレしち

ゃいそうなので、映画のチラシで言うと「終わってしまった恋の思い出を捨てた彼女と捨て切れなか

った彼の、かけがえのない楽しかった日々を辿っていくラブストーリー」とあります。タイトル

も「エターナルサンシャイン」とあるし、なんだか甘いラブストーリーといかにもアメリカっぽい

コメディなのにせつないお話を想像させますが、きっぱりそんなことないと言えます。だから、

メグ・ライアンの往年のラブコメディなどハリウッドコメディエンヌが大活躍するものを見る感覚

で見ちゃったり、ジム・キャリーにいつもの彼を過期待すると、マクドナルドでチーズバーガーを頼ん

だはずなのに、「お待たせしました!」と言われるのは、スターバックスのキャラメルマキアート、

もはや食べ物でもないし、マクドナルドの商品ですらないというレベルです。脚本は、マルコビッチの

穴を書いた人ですから、おもしろいことはまちがいないし、いい映画だと私は個人的に思います。

ただし、好き嫌いはきっぱり分かれるでしょう。

この映画に、わたしは、無意識の力というのを非常に感じました。

東洋的に言うと「因縁」とでも言うのでしょうか。以前、自分のブログで「運命」について、

言いましたが、もっと違う「人間のしょうもない煩悩からなる逃れられないもの」とでも言うのでしょう

か。だから、この映画の恋人同士は、ちっともロマンチックではない、ましてや大好きな人には

決して見せては許されない自分というものを見せ合わなければならない「業」というものを

持ってしまう二人。だからこそ、見る人によっては、世にも美しいロマンスになる映画ですね。

わたしは、後者なんですね、きっと。この映画のレヴューを、このブログを書くに当たって、たくさん読

みましたが、私とは逆にアメリカらしい作品という人もあり、コメディという人もあり、ミニシアター好き

がここぞとばかりほめるタイプの映画・・・とも言われてました。第一印象では、わからないタイプの

映画だというのが、いちばん正しいかもしれないですね。

わたしは、人とはひとまず恋愛抜きには生きていけない気がします。そう、エターナルに自分と自分

の気がつかない自分自身と永遠の恋に落ちていなければならないと考えています。でも、運のいい

ことに、自分のいやな部分は自分がいちばん気づかずにすむんですね。鏡に映る自分は、

「そんなに美人じゃないけど、まあまあいけるじゃん」である自分。でも、自分が最も忌み嫌う

写真の中の自分が本来の姿であることは、実はびっくりするほど真実。でも、それはわかっていて

も、恋は盲目的に愛せる相手こそ「自分自身」だと最近思います。社交的じゃないと気がついてしま

っても、それを気づく私ってなんてステキと思えちゃう。自己愛って本当にすごいですよね。

エターナルサンシャインを見ながら、人は自分をいちばん愛しているからこそ、2番目に愛しちゃった

人も否定できないよなあやっぱり、だって、そんな自分が大好きだモンと思ってしまうもんなあという

映画でした。

音楽も死ぬほどいいですしね。

エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション

エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/10/28
  • メディア: DVD


nice!(12)  コメント(16)  トラックバック(5) 
共通テーマ:日記・雑感

キャバレー [映画]

先週の土曜、映画ファンの間では賛否両論の映画「プロデューサーズ」を観てきました。

わたしは、けっこうよかったです。やっぱ、ミュージカルや映画や舞台を芸術だと言って、

高尚がるのもいいことだけど、それはオペラにまかせて、日本だったら歌舞伎や能に

がんばってもらって、映画やミュージカルなどは、こうでもいいのではないでしょうか。

要は、エロ・グロ・ナンセンスなテーマを元に、とことん美しさや明るさやはかなさや、また哀しさを

出すという形。つまり、娯楽といいたいんですけど。わたしは、チャップリン映画は、逆で、

戦争や美醜の差やら貧富の差やら、テーマは海よりも深く、そして重いけど、映画を笑いに包んで

いると思いますけど。でも、娯楽に徹していると思います。

今回の「プロデューサーズ」は、少々のエロと普通だったらかなりのタブーとナンセンスのテーマが

入り乱れ、ああとってもとっても、くだらない内容なのに、見てよかったなーと思いました。

ただ、映画に関しては、好き嫌いがとてもあるので、特にミュージカルは見るのも無理という人が

いるので、それが無理な人にはきっと無理。トニー賞を12部門とろうが、無理です。

ちなみに、わたしは、ミュージカル映画は大好きです。世代が世代なだけに、ハリウッドで

ミュージカル映画全盛期の頃のやつは、「雨にうたえば」とか、「サウンドオブミュージック」とか

そういう代表的なものを観ただけでまったく詳しくないですけど、芝居の中に歌やダンスがいきなり

登場しても、なんら違和感を感じません。歌があまりにも下手だと、いやですけど。

わたしが、いちばん好きなミュージカル映画はちなみに1972年にライザ・ミネリで映画化された

「キャバレー」です。人生の中で、好きな映画3位の作品です。

これも、ブロードウェイでは少々エンディングや設定が変わったりしつつも、何度も上演されている

ようですが、もちろん行った事ないので見てませんが、

映画は、いい。

これは、ちなみにミュージカル映画ですけど、歌の出番がまったく不自然じゃないです。

時代背景は、ナチの勢力が高まってきた1930年代半ばのベルリン、下町のキャパレーの歌手と、イ

ギリスからやってきた留学生の男性との恋愛を、そのキャバレーのショウになぞらえて描いてある、

すごく粋な映画だと思います。

しかも、今見るとちょいと前の「シカゴ」より、かっこいいですよ。

歌も、踊りも、ファッションも。それと、内容も、おもしろいし、シニカルでいいですよ。

わたしは、ミュージカル映画好きという方で、見てない方はぜひ観てください。DVDで。もしくは、

レンタルビデオで。

映画「プロデューサーズ」も映画館へどうぞ。これも、おすすめですよ。観た人も多いと思いますが・・

キャバレー リバース・エディション

キャバレー リバース・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/11/27
  • メディア: DVD


nice!(3)  コメント(3)  トラックバック(2) 
共通テーマ:日記・雑感

二十日鼠と人間   [映画]

映画好きで読書好きの人には、人生迷う時期というのが、非常に多い気がします。

というのは、大げさですが、今ダヴィンチコードを本が先か、映画が先か・・・でいつも本屋でうんうん

悩んでいます。大抵、今までの経験上、本が先になるとがっかりすることが多いので、今のところ読

みたいけど、とりあえずここは踏みとどまっておこうというのが、私の心の8割を占めているところで

す。ただし、原作自体を映画になるなんて思いもせず昔に読んだもの(村上龍の69など)や、定番

の本(例/若草物語や赤毛のアンなど)は、自分がどれだけ、原作が好きで何度も読んでいようと

も、不思議と映画は別物として楽しめます。あくまでも、原作の話題性が映画とほぼ同時進行とか、

話題になってすぐの時(例/模倣犯)には、大概がっかりしますので。

逆に、映画を観て、原作を読んで、映画のほうがわりと好きという映画も少なからずあります。

もちろん、原作もいいんですけど。

その、私にとっての代表作が、「二十日鼠と人間」

タイトルが地味なので、1992年の映画ですけど、話題作ではなかったように思います。

が、いいんですよ。だまされたと思って、たくさんの人に見て欲しいです。

これは、原作自体は1937年のものです。

「怒りの葡萄」「エデンの東」などの原作で知られる、ジョン・スタインベック(アメリカ)の原作です。

上記の2つの作品も、映画史に残る名作と言われているものですね。

この、二十日鼠と人間ももともと確か1939年ごろ一度映画化されていて、

その後何度も舞台で演じられているらしいです。

時代背景はもちろん1930年代、不況の折の西部の労働者たち。

主役であり、監督でもあるゲイリー・シニーズ(日本では、フォレストガンプのダン中尉として知られて

いるかも)が、頭のいいジョージで映画「マルコビッチの穴」で日本では有名のジョン・マルコビッチ

が力は強いが、力の加減がわからず、ウサギなどをかわいがっているうちに・・・というレニーを演

じ、そのの二人の流れの農場労働者が中心に描かれています。二人には夢が・・・

という映画なのですが、いいんですよ。

二人ともいい俳優さんだし、ハリウッドの映画はドンパチと派手だったり、お金がすごおく

かかっているだけじゃなく、こんなにいい作品もあるんだーと心から思えます。

前に、NYブルックリン、下町の煙草屋の話の映画「スモーク」を紹介したことがあるんですが、

どうも私はアメリカ映画は地味(味わい深いとも言う)なものが大好きですね。

もちろん、大スペクタクル、ハラハラドキドキ、エンターテイメントも好きですよ。

でも、本当に本当に、いい。

映画は、単なる娯楽だけのものではなく、人生の喜びと悲しみを表現できるものだと、

だから映画館で1800円も払ってみちゃうんだなと思います。

ただし、これはもうDVDかビデオでしか見れません。

観ている人がいたら、ぜひぜひ感想を聞かせてもらいたい映画です。

ただし、私って、来週プロデューサーズを映画館に観にいくんですけど、それ言っちゃうと

説得力なくなりますかねえ・・・




二十日鼠と人間

二十日鼠と人間

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2002/10/04
  • メディア: DVD


nice!(3)  コメント(4)  トラックバック(1) 
共通テーマ:日記・雑感

ありきたりな日常 映画「スモーク」 [映画]

ちなみに、愛煙家の方には、本当に生き辛い世の中になりましたね。

右も左も「禁煙!」「禁煙!」

もううるさいねん!!というところでしょうか。

かく言う私も、2年前まで、西の横綱並みの愛煙家でした。

朝から晩まで、ぷかぷかやっていました。

しかし、今は吸っていません。なぜ、やめたのか、どうしてやめられたのかという話は、

ツマンナイ話なのでここでは控えさせていただきます。

映画「スモーク」は名前のとおり、NYブルックリンの下町の煙草屋を舞台に、

その雇われ店長とそこの常連のさえない中年作家を中心とした、本当にふつうの日常の生活を

中心に描いたホントに小ぶりな名作です。

普段のハリウッドぽさ(スペクタクル、ロマンス、度派手な演出)は微塵もない映画ですが、

心が温まります。

のっけから(冒頭から)ぷかぷかしてますから、愛煙家の方には、まるで旧友に会ったかのような

なつかしさでしょう。

嫌煙家にも、いいですよ。

日常って捨てたモンじゃないなと思えます。





SMOKE

SMOKE

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2002/03/20
  • メディア: DVD


nice!(3)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

喜劇俳優より、偉大な悲劇俳優になりたかったのだ [映画]

実は、このところ伝記映画にはまっています。アカデミー賞で特集されてから、興味しんしんとなって

しまいました。映画「チャーリー」はあまりに私自身がチャップリン映画(それはたくさんあるので、か

なり好きなもの、まあ好きなものと分かれますが、おおむね好きです)が本当に好きで、好きで

見わず嫌いをしていたのですが、意外とよかったです。チャーリーを演じるロバート・ダウニー・ジュニ

アは似ていないし、チャップリンそのものの人間性、人間関係、スキャンダル等を深く掘り下げては

いない気がしたのですが、音楽もよく、テンポもいいし、見ごたえはありました。

ちなみに、チャップリンの映画はベスト1をつけ難く、私の中では改めてみるたびに入れ替わってい

る次第ですが、「街の灯」と「独裁者」がだいたい1位になる気がします。

「独裁者」は当時の世相を、時代を読むことにかけては1歩どころか3歩先を読んでいたであろう、

チャップリンの風刺映画であり、初のトーキー映画でありますが、本当に何度見ても泣いてしまい

ます。みんな泣き所は同じだとおもいますが、最後の演説。

ヒトラー自身もこの映画を2度見たというのを、何かで読んだことがありますが、ヒトラーは泣かなかっ

たのでしょうか??そして、何も感じなかったのでしょうか??ちなみにコメントは残ってないそうで

す。

「本当を言えば、私は心の奥底では、喜劇俳優より、偉大な悲劇俳優になりたかったのだ」

というチャップリンの言葉が残っています。

わたしは、偉人の言葉集めというのも、大好きで、それを集めている本を買うより、自分なりにメモ

とかにして、有名な人の言葉意外もあります。(ベトナムの運転手とか)

イギリスの政治家のウォルポールの言葉に

「この世は考える人たちにとっては喜劇であり、感じる人にとっては悲劇である」

というのがあります。

「独裁者」の映画を見るたびに、「感じる人」でありたいと常々思います。ニュースをドラマのように、

映画のように、ゲームのように「考える人」ではなくて、「感じる人」でありたいです。

きっと、チャップリンは「感じる人」であったのでしょう。

独裁者 コレクターズ・エディション

独裁者 コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/03/21
  • メディア: DVD


nice!(2)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

世界でいちばん☆ アメリカはどうして・・・ [映画]

いやー、本当に昨日はすごかったですね。できることなら、15年前に亡くなった私の祖父に見せて

あげたかったです。野球がすごく好きで、昔西鉄ライオンズがあるときは、西鉄を応援していて、

亡くなる直前は巨人を応援していました(九州はホークスが来るまで巨人ファンが多かった)。もし、

生きていたら、ソフトバンクを応援していたでしょう。私が思うに祖父は野球というスポーツそのもの

に魅せられていたようでした。きっと、WBCの試合なんて全試合見ていたでしょうし、王監督のファン

でしたから、本当に、喜んだに違いありません。

おじいちゃん、日本の野球は最高だ!!

それにしても、アメリカはどうしたのでしょう??

昨日は王ジャパンの優勝の瞬間を何度も見たくて、スポーツニュースにかじりついて見ていたんで

すけど、その合間にWBCについて、アメリカ市民に取材しているのを見たんですよ。

そしたら、ほとんどの方が、「今は大学バスケットにみんな興味を持っている・・・」とか

「あんまり注目していなかった・・・」とかほとんどがマイナス意見・・・たまに2次リーグで負けたことを

怒っている人や、日本におめでとうという人とかいましたけど、本当にほんの少数。

いいのか??アメリカさん。それで!!

世界中の人が、野球の頂点はアメリカだと思い、今回のWBCは第一回だったから、いろいろ物議を

かもしてはいるけど、野球の聖地、世界一のメジャーリーグを持つアメリカにみんな野球をやる人は

あこがれていたのに。イチロー選手のように、もっと本気で「うちが負けるわけない!!

第2回はぶっちぎりで優勝する!!」と思いっきり言って欲しいです。じゃないと、世界中の野球を

愛している人が本当にがっかりすると思います。

第二次大戦中、大リーガーですら、戦地へ向かったアメリカは、野球なくしては生活の楽しみはなに

もないということで女性リーグをつくりました。それは、1992年「プリティリーグ」という、

コメディ映画に描かれています。わたしは、映画もそうですが、ここに描かれているアメリカの姿は

非常に好きです。(戦争は嫌いです)

生きる喜びをどこまでも追い求める姿が描かれていると思います。それに、アメリカ人のあくなきま

でのベースボールへの愛情をしみじみ感じます。

でも、それは今となっては、メジャーリーグは選手それぞれのクオリティを求めるだけで、

経済効果を期待したスポーツ産業に成り下がっているのではないかと、思われてしまっても

しょうがない、アメリカの姿。日本やキューバや韓国やドミニカ・・・その他のWBC出場国に

その聖地をうばわれてもいいんでしょうか??

とにかく、王ジャパンおめでとうございます。そして、ありがとうございました。
プリティ・リーグ


プリティ・リーグ


nice!(6)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

チョコレート 雨の午後におすすめ [映画]

今日はアカデミー賞が決まりましたね。メインの作品賞とかは、いわいる予想通りなのかしら。

ハウルはこちらも予想通り、今回は無理でしたが、アメリカでの宮崎駿さんの評価の高さは、本当に

すごいと思います。

映画のステキなところは、アカデミー賞などのエンターテイメントもあり、人生の楽しみにもなり、

わたしは、ほとんどの感情のベースを映画にもらった気がする。今回は、雨の午後に見るといい映

画は、ハル・ベリー主演の「チョコレート」です。春の雨の午後にぴったりだと思います。

ただし、タイトルのような、甘さはその映画にはほとんどない。そう、若くもない男女(意外な接点が

あるふたり)が自分の人生をまざまざと見せつけられるのです。本当に、見ていて苦しいくらい。

ドラマのタイトルじゃないけど、「神は本当にサイコロを振らない」のだとまざまざと観ている側も

感じてしまう。でも、すごくいいんです。生きるって、人って、どう生きても人であるってことを

じんじんと感じられます。内容をいっぱい話したいんだけど。余計なことは言わないほうが、いい映

画です、きっと。

ちなみに、ハル・ベリーはこの主演で黒人女性初のアカデミー主演賞を取りました。

チョコレート


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

人生を変えた映画・・・ナウシカ・・・あれは9歳のとき・・・ [映画]

あれは9歳のときです。映画鑑賞会が学校でありました。

そのとき、初めて、「風の谷のナウシカ」を観たのです。実は観るまで、シカの話だと思っており、

日本版バンビを想像しておりました・・・おバカな普通の小学生でした・・・

この映画を観て、わたしは、今当時を振り返ると人生をきらきらさせる喜びを発見したのだと、

思います。「魅了される・・・」ということです。時が経つのを忘れて、いつまでもこれを観ていたい、こ

の感動を、心の糧にしたいという欲望に身をまかせるとでもいうのでしょうか・・・

展開、スケール、そして、テーマを持っている映画

を人生の中で初めて観たのだと思います。それまではドラえもんマンガ祭りとチェッカーズのたんた

んたぬきでしたから。

人生の中のベストワンの映画は実は他にあるのですが、映画なしでは生きていけないのはこれの

おかげ。これからも、ちょくちょく映画の話をしていきたいですねえ。でも、ある意味ナウシカを見て、

人が生きていくということは、自分が思うように、楽しいことばかりじゃないということと、心がふるえ

るということの喜びとそれなしでは生きていけない・・・ということのせつなさを初恋の淡い思いより、

先に知ってしまった9歳児でした。

風の谷のナウシカ

風の谷のナウシカ

風の谷のナウシカ

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2003/11/19
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

映画「ユーガットメール」の風景・・・春がきたみたいな [映画]

まだまだ2月なのに、今日の大阪は春みたいな陽気でした。会社のお昼休み、お弁当を休憩室で

食べた後、春の陽気に誘われて、ふらふら20分ほど歩いてました。そのとき、妹から電話があり、4

月に引っ越す新しい部屋が決まったよ・・・という電話。

いいなあ、春になると、新学期が来たというくせが学校を離れても久しい時間が経つけど、新しいこ

とがしたくなる。新しい、上靴を買ったり、本屋に辞書を探したり、どうせ落書きにしか使わなかった

けど、ノートを買って、今年こそ勉強しようと表紙に名前を書いたりしたい。

映画「ユーガットメール」に同じ表現がある。トム・ハンクスがメグ・ライアンに宛てたメールの中に、

「君にえんぴつの花束を贈りたい」とあった。これにメグ粉する女性はしびれていた。ただ、アメリカ

NYが舞台なので、9月だった。どんな人でも、新学期は人生がリ・スタートする気分になるのかしら。

早く本物の春来ないかなあ。 

今日もスポーツはすごかったですねえ。フィギアもサッカー日本代表も・・・これからも楽しみだー。
ユー・ガット・メール


nice!(2)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。