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とらぬタヌキの・・・ [ことわざ]

世の中はクリスマス商戦真っ只中。

連れ合いのプレゼントを先日いち早く購入し、いざなぎ景気を支えている私ですが、

本日の寒さは本当にコタエマシタ。12月上旬並みの寒さ・・・。友人に連れられて映画を

見に行ったのですが、現在つれあいは海外旅行♪

カミサンは実家に帰って、今夜はうふふといつも赤ちょうちんあたりのサラリーマンが

若い女の子がうようよいるお店で羽を伸ばすように、

今夜は飲み明かそう!と心を決していた二人でした。

しかし・・・

友人は田舎から両親が来てしまい映画を見て即帰り。私はそれでも一人街ブラでもして、

飲み代としてよけていた分ウインドウではないショッピングをしようと意気込んでいましたが・・・。

寒さに負けた・・・。

貧乏にも、残業にも、人ごみにも負けない三冠王の私ですが、

寒さには弱い・・・。

その分つい先ほどまで、生きがいの読書に励んでおります。

今日はつい最近今更ながらちょこちょこ読み出した山本周五郎。

私って本当に食わず嫌い王だったのか、エセ読書人だったのか、

エセ黒澤ファンといったほうが正しいのか・・・。

山本周五郎を読んだのはつい1ヶ月前がはじめてです。

今読んでいるのは「人情裏長屋(改題「裏長屋物語」)」

おもしろい。

最近本が収拾つかずに泣く泣くブックオフ売り歩く日々。

平岩弓枝氏の「御宿かわせみ」シリーズを売り払い(本当に泣く泣くだから時期また買う可能性有)

ファッション誌もいつもはちり紙交換だけど、重いのに持っていき、

もう読まないマンガを売り払いとせっかくあいたスペースが佐藤雅美氏と山本氏に

埋められてしまい・・・。

また本棚とにらめっこ。

「アドルフに告ぐ」はもちろん手放せないし、「タイタンの妖女」だって・・・

こうなりゃつれあいの「ツルモク独身寮」でも説得して売ってもらい本棚をあけてもうおうかしら。

それとも、もっと大きな本棚が置ける、いや、部屋ごとウォークインブックスペースにできる

広い居住地へ・・・・・・・。

やはり、私の日常は、お出かけしても、家にいても

取らぬ狸の皮算用ばかりのようです。

人情裏長屋

人情裏長屋

  • 作者: 山本 周五郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1980/09
  • メディア: 文庫


アドルフに告ぐ (1)

アドルフに告ぐ (1)

  • 作者: 手塚 治虫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/06
  • メディア: コミック


タイタンの妖女

タイタンの妖女

  • 作者: カート・ヴォネガット・ジュニア
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2000
  • メディア: 文庫


ツルモク独身寮 (1)

ツルモク独身寮 (1)

  • 作者: 窪之内 英策
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1988/09
  • メディア: 新書


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宝のもちぐされ [ことわざ]

私の生まれた1976年(昭和51)は、30年前であるが、生活様式としては、

ほぼ現代と変わらないと思います。

ビクターからVHSビデオ発売開始され、ドライブスルーが誕生し、日清食品UFOやどんべえが発売さ

れ日々新しいものがめまぐるしく誕生していたらしいです。ロッキード事件が起こり、田中角栄氏が

逮捕され、村上龍氏の「透明に近いブルー」がベストセラーとなり、かけそば1杯230円、缶ビール1

本195円で物価も少しは安いなあと思うけど、それに消

費税を含めてしまうとそんなに極端に安い気はしない。要するに、きっと1000年くらい前のひとが

歴史を編纂したら、きっとこの21世紀初頭のいまと同じカテゴリーにくくられるであろう時代です(も

しかして、30女の欲目かしら。)

わたしと同級生の男性には、今話題の次課長の井上さんだとか、オダギリジョーさんだとか、森山

直太郎、ブラジル代表ロナウドだとか、プライドのヒョ―ドルだとか、綾小路翔だとか、阪神赤星

だとか、ステキな人はてんこもりいますが、女性も同い年なのにあこがれてしまう人も多いです。

中谷美紀、井川遥、小雪、不動裕理(プロゴルファー、同じ熊本県出身)、里谷多英、内田恭子、

リース・ウィザスプーンだとか、やたらと芯の強い女性が多いです。

私たちの親の世代もすでに、戦後の男女一緒の教育を受け、自由恋愛をし、趣味に生きた青春

時代を送った人たち。そんな大人に育てられた自分たちの生きる道は多種多様で、いろんな価値観

の中生きているという人が多い気がします。

年頃になればみんな結婚するとも限らないし、男の甲斐性は大会社に勤めたり、社長になれば

いいというわけでもなく、女性も男性と同じ仕事でキャリアをつめるし、結婚や出産を経なくても、

それほど人生の敗残者と言われないのです。

私たちの親の世代は旧体制を崩していれば、もしくはことごとく反対のことをやるのが、ある意味

多様化した価値観の道しるべであったようです。

でも、私たちはきっと、旧体制のいいところも残していこうとしないといけない気がします。

じゃないとわたしたちは、親たちが勝ち得た自由をあまりにも自分勝手に解釈している気がするから

です。

上記にあげたような、とてもステキな人ももちろんいます。

でも、この人たちはきっと自分のやりたいことをやるために、涙ぐましい努力をし、人には見えない

何かをやってきたのだと思います。

何でも選べて、何でもできると言うのはとても怖いことです。

勉強するしないも自由、結婚するしないも自由、子どもをつくる作らないのも自由、でも、子どもを作

って育てなくてもいいというのは自由ではないし、気に入らないから人を傷つけてもいい自由なんて

そもそも存在する意味がない気がします。

ニュースに出てくるどうしようもない大人たちに自分と同じ世代の人がいるのが、

とてもいや。子どもを虐待して、これはしつけだとか、自分の何かに踏み込んできたから許せないか

ら殺しただとか、挙句の果てになにか回りの人が親切に言ってくれると「わたしのことなんだから、

勝手でしょ!!」みたいな雰囲気。

今更、男が一家の長であり、女は旦那や子どもにかしづいて・・・なんて真っ平だけど、

自分の好きな道を生きることが、人に迷惑をかけてやるほどの価値はないということと、人を

育てる時、自分が何かをやりたいからと言って、自分の子どもとはいえ、その子の人生をないがしろ

にしてもいいと言う理屈はないと思います。自分の家族や身の回りの人だけ幸せであればいいとい

うのではなく、自分が自分と周りの人を大切に思っているように、人の数だけみんなそれを抱えてい

るとやはり自分が自分に言い聞かせてやっていかねばと心しています。

それにしても、私と同級生の女子は色っぽい人が多いこと!!

これだけは、自分に置き換えてみると、

世代が一緒だからといって、勝手に後からついてくるものではないことが、

残念ですねえ。

本当に残念・・・










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