夜桜散歩 [ブログ]
春満開な大阪地方です。
本当に、天気もいい日が多いです。
まだ肌寒さが抜けないこの1週間だったのですが、
空気は春のにおい、さわやかこの上ない感じです。
ただ、被災地の方はそれどころではないでしょう。
早く余震が完全におさまると本当にいいと思います。
現在、私は仕事へ私鉄に揺られて通っています。
私は電車通勤なんて大嫌いで、一番最初の就職は、
会社へ出勤する日は通勤ラッシュがないフレックスで
出張ばかりの仕事を選んだくらいです。今の仕事は週5日電車通勤です。
ただ、この季節、私の揺られる私鉄は桜並木を間に通るのでとてもいい感じです。
ぎゅうぎゅうほどではないけど、それなりに混んでいる車内で、
普段なら、ごとごと揺られつつ立ち姿で懸命に文庫本を読んでいるわたしですが、
最近は桜を眺めては、しばしのお花見気分です。
週明けには、少しだけ電車を降りて歩きながら、夜桜散歩でもしようかと
目論んでいます。
春という季節は、たいした野郎だぜと常日頃から思うときがあります。
それは普段はものに対して思慮深くはこれっぽっちもない私です。
いつもなら電車の中で、今日のランチの予定、昨日見たドラマの回想シーンなどを考えます。
春の桜を見ていると、世の中の不条理、生きることへの強い執着心、自分はいったい何者なのか・・・・
に至るまで、つい哲学的な思索にふけってしまうのです。
「われ思うゆえにわれあり」のデカルトではないのですが、
日本人にとって春とは、何かを思い、何かを考え、何かをはじめ、何かを終わらせてしまう時期なのでしょう。
こんなすましたことを気取って言ってますが、
もちろん日本人なら誰でも大好きさ、桜の下での宴会にもお酒をできるだけかかえて参加しております。
(一般的に「お花見」と呼ばれている例の催しのことです。)
お早うございます!^^
不思議ですよね~、桜って。
この時期、満開の桜の木の下に立つと、「あぁ僕は日本人なんだなぁ」としみじみ思うのです。月並みな表現ですが・・・桜が無かったらきっと日本の春は味気ないものになっていたでしょうね。
by まめぞう (2007-04-07 05:03)
息子との約束で、外で酒を飲めない私にとって
花見は「地獄」でございます・・・
とはいえ、特に花見がしたい人間ではありませんので
さほど苦にならないのが現状です。
過疎地域にとって、この季節は「別れ」が主体です。
若者が都会に行ってしまう、淋しい季節でもあります・・・
by たいへー (2007-04-07 07:00)
本当に「春」は大した野郎ですね。(*^^*)
僕自身は今のところ健康に不安はないのですが、家族のこともあり
桜の咲く季節が巡って来ると、「あぁ、今年も一年生きていた」
という感慨にふけっています。
桜というのは、僕にとって「命の源」を端的に示唆してくれる
花と言えるかも知れません。
by horigon (2007-04-07 07:41)
エルモさん。いつもありがとうございます。
やっと最近暖かさが定着して何よりです。
もう、ほとんど葉桜ですね。
たいへーさん。何時もありがとうございます。
確かに春は別れの季節でもありますね。
わたしも、春に生まれ故郷を出たものです。
horigonさん。何時もありがとうございます。
「今年も1年」と感じるのは、お正月もありますが、
仕事とか、抱負面でがんばろう!と思うのは
確かに、春ですね。
by takepii (2007-04-22 22:57)
もう、さすがに関西も桜がなくなったことでしょうが、花見の記憶もまだ新しく、余韻いまださめずといったところです。この季節は物思うことが多いですね。どうしてなんでしょう。不思議です。秋のように思索にふけるというのとはまた違った感じです。いずれにしても、わたしにとって春は大切な季節です。
by 鯉三 (2007-04-26 02:51)